今回はこういった疑問を持つ方向けに長期インターンに参加することで得られるメリットをご紹介します。
目次
長期インターンシップに参加することで得られるメリット
社会で必要とされるコミュニケーション能力が磨ける
普段、大人といえば親か大学の教員の方としか接することが無い学生は就活時の面接で緊張してしまい十分に自分のポテンシャルをアピールできない場合が多いです。
コミュニケーション能力によると思う方もいるかもしれませんが、学生の言うコミュ力と社会人の言うコミュ力は完全に異なります。
前者は誰とでもフレンドリーに話せる能力を指しますが、後者の場合は相手の言いたいことや聞きたいことを理解し自分の言いたいことを適切に伝える能力のことを指します。
当然就活で必要になるのは後者のコミュ力です。
インターンに参加し、社会人の方と仕事の打ち合わせをしたり一緒に食事をする内に後者のコミュ力が磨かれ、就活時の面接で緊張することなく自分の言いたいことを適切に伝えられるようになります。
他の学生には無いスキルを身に着けられる
長期インターンでは、社会人の方と一緒に実務を行うわけですから当然社会で必要とされるスキルも身についていきます。
前述したコミュニケーション能力もそうですが、業種ごとの専門的な知識や技術、ビジネスマナーなど様々です。
本来なら会社に入社して覚えていくことを大学生の時点で身に着けられるということですね。
あなたが企業の採用担当だったら何も経験したことのない学生と、ある程度基礎的なスキルを身に着けた学生、どちらが欲しいと思うでしょうか?
これが長期インターンは就活に有利と言われる理由です。
自分に合っている業界を見つけられる
企業がインターンを募集する理由は、その企業と学生とのミスマッチを減らす目的もあるからです。
苦労して入った会社が自分のイメージと違い、「こんなはずではなかった」と後悔する学生は結構多いです。
企業側もコストをかけて採用したのにすぐ辞められてしまってはたまったものではないでしょう。
インターンに参加したからといってずっとその企業にいなければならないという訳では無いのですから、自分には合わないと感じたら同じ業界の他社や全く違う業界など、色々経験してみればいいのです。
インターンを通して自分に完璧に合っている企業や業界を見つけられるかはやってみないと分かりませんが、少なくとも就活時に後悔する可能性は減らすことができるでしょう。
時給が通常のアルバイトに比べて高い所が多い
通常のアルバイトは900円~1000円の場合が多いですが、インターンの場合は1200~1500の所が多く中には時給3000円という所もあります。時給が他より高い所はそれなりのスキルや経験を要求されますが、基本的に未経験でも大丈夫な所が多いです。
お金もアルバイトより稼げてスキルも身につく、その上就活でも有利になるんですからインターンをやらない理由が見つかりません...
そのまま内定を貰える場合がある
恐らく一番のメリットはこれでしょう。
それなりに長い期間働いていると人事や代表の方から「このままウチで働かないか」とお誘いをいただける場合があります。
企業側も新卒を採用する際に、全く知らない学生よりも今までインターンとして働いていた学生を採用したほうが能力や性格を把握できているので扱いやすいというメリットがある為ですね。
僕自身「もし就活が失敗したらウチにくればいいから(笑)」と言われたことがあります。
2年間インターンを経験した僕が今思うこと
さて、ここからは僕自身の経験談を少しお話しようと思います。
お恥ずかしながら僕は大学受験に失敗してしまい、滑り止めとして受けた大学に入りました。
このまま何もやらずに4年間過ごしたら間違いなく就職で苦労すると思った僕は、そこで長期インターンに参加する決意をしたという訳です。
結果から言ってしまえばこれは大正解でした。
というのもまず大人と話すことに何の抵抗も無くなったんですよね。
以前は「社会人」「大人」と聞くだけでガッチガチに緊張してしまい上手く話せないことが多かったのですが、インターンに参加したことで初対面の社会人の方ともかなり自然体で話せるようになりました。
また、僕はインターンに参加するまでは
程度にしか将来のことを考えていなかったのですが、実際に企業で働き色々な方からアドバイスを貰うことで
と考えるようになり、就職の選択肢の視野が広がりました。
このようにインターンに参加することで知識や技術が身につくだけでなく、人生の先輩方からアドバイスや意見を貰えるというのも大きなメリットだと思います。