「就活エージェントに申し込んだのはいいが、面談に何を着ていけばいいか分からない」
「急に就活エージェントとの面談が決まって手元にスーツが無い」
とお悩みの方に向けて、過去に500人以上の学生と面談した元エージェントが、就活エージェントと面談する際の服装や注意点について解説していきます。
目次
就活エージェントと面談する際の服装は何でもOK
結論から書きますが、就活エージェントと面談する際の服装はスーツでも私服でもOKです。
そもそも学生は普段、就活の他にも大学に行ったり、アルバイトをしたりと忙しい方がほとんどですから、急にスーツを用意して面談に参加するというのは難しいですよね。
エージェント側もそういった事情を理解しているので、当日の服装について何か言われるということはありません。
就活エージェントと面談をする際の服装が何でも良い理由
どんな服装でも紹介される求人は変わらない
当日の服装によってエージェントに紹介される求人が変わることはありません。
というのも、エージェントが求人を選ぶ際に参考にしているのは当日の服装よりも志望業界や職種、学歴やスキル面なので、スーツで参加すれば大手ホワイト企業を紹介してもらえるとか、私服だからブラック企業しか紹介されないということは無いです。
実際私がエージェントだった頃もわざわざスーツで参加する学生は10人に1人くらいの印象でしたが、当日の服装によって紹介する求人を変えたことはありません。
企業との面接にスーツで参加してくれるのであれば何も問題はありませんからね。
企業への推薦で手を抜かれることもない
エージェントは求人の紹介だけでなく、履歴書の添削や企業への推薦などもしてくれます。
「面談にスーツで参加しないと推薦してくれないんじゃないかな?」
と心配される方もいるかもしれませんが、こちらも全く心配いりません。
そもそもエージェントというのは紹介した企業に学生が入社することで紹介料を貰う、というビジネスですから、学生を企業に受からせるために最大限のサポートをします。
そのため当日スーツでなかったからといって、わざわざ学生が不利になるようなことはしません。
服装の指定は無いが、身だしなみは大事にしよう
ここまで就活エージェントとの面談の服装は何でも良い、とお伝えしてきましたが、勿論だらしない格好で参加してもOK!という訳ではありません。
確かに当日の服装で紹介先やサービスの質が変わることはありませんが、それは最低限の身だしなみを整えている場合の話です。
例えば寝癖がボサボサだったり、パジャマのままだったりと明らかにやる気がない状態で面談に参加されると、エージェントも人ですからどうしても悪い印象を持ってしまいます。
そうなると「こんな不真面目な学生じゃ絶対受からないし、紹介したことで企業からも怒られそうだな」と希望の企業を紹介してもらえない可能性があります。
また、エージェントは1人につき数十人の学生を同時に担当しており、どの学生を優先的に支援するかも決めています。
先程もお伝えした通り、推薦や添削をしてくれないということは無いでしょうが、あまりに印象が悪いと対応を後回しにされる可能性があるので注意が必要です。
スーツがない場合はオフィスカジュアルで参加しなさい、とまでは言いませんが大学やアルバイトに行っても恥ずかしくないレベルの服装と身だしなみにしておきましょう。
就活エージェントとの面談で服装に迷ったらスーツがおすすめ
もし手元にスーツがあるのであれば就職エージェントとの面談はスーツをおすすめします。
先程も述べましたが、私の経験上わざわざスーツで面談に参加する学生は10人に1人くらいの割合なので、裏を返せばスーツを着て参加すればその時点で他の9人よりも良い印象(真面目そうな印象)を持たれやすいということです。
就職活動というのは結局人と人との繋がりで成り立っているものですから、この「印象」というものも決して馬鹿にはできません。
また、これから就職活動を始めるという方は、エージェントとの面談はスーツを着る練習にもなります。
大事な企業との面接当日にスーツを上手く着れずにバタバタしてしまったり、実はサイズが合っていなかったり、というトラブルを起こさないためにもできるだけスーツに慣れておくべきでしょう。
すぐにスーツを用意できない場合は私服でも全く問題ありませんが、最低限の身だしなみや清潔感には注意して面談に参加してくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。