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Chromebook C425のスペック
名称・型番 | Asus Chromebook C425TA-DH384 |
画面サイズ | 14インチ |
本体重量 | 1.32kg |
CPU | Core m3-8100Y |
ストレージ容量 | 64GB eMMCストレージ |
RAM | 8GB |
ポート | USB-C x2 USB-A x1 MicroSD x1 オーディオジャック x1 |
OS | ChromeOS |
自動更新ポリシー | 2026年6月まで |
CPUのCore m3-8100Yは高性能とは言えませんがChromebookで行う作業程度なら十分すぎる性能です。
RAMも8GBあればそうそう困ることは無いでしょう。
ストレージが64GBしかないのはChromebookはGoogle Driveなどのクラウド上にデータを保存することを前提としている為でこの製品だけが特別少ない訳ではありません。
外観とサイズの比較
外箱はこんな感じ。充電器や説明書など必要最低限の物しか入っていないので非常にコンパクト。
続いて本体の外観。
カラーリングは反射のないシルバーとなっておりMacBookに近いですね。
Chromeのロゴがオシャレ。
こちらはプラスチックが素材として使われていますがチープな印象は受けません。
ただしMacBookに比べてすこーしだけ指紋などの汚れが目立つ気がします。(材質のせい?)
画面サイズは14インチながら、ベゼル部分がほとんど無い為本体サイズは13インチ相当となっています。
Chromebookは11インチのものが主流ですがブログを書いたり動画を見たりする際はやはり13〜14インチは欲しいのでこれは嬉しい所。
ちなみに液晶はノングレア液晶となっており屋外の使用でもバッチリです。
左側面にはUSB-AとUSB-Cが一つずつとイヤホンジャックが、右側面にはUSB-CとマイクロSDリーダーが搭載されておりストレージが足りない場合はSDカードで増設する形になるようです。
また、USB-Cがどちらの側面にも付いているので充電器の向きを気にしなくていいのは地味に便利。
キーボードはこんな感じ。
お気づきの方もいるかもしれませんが、USキーボードとなっており通常のキーボードとは配置やショートカットキーが異なります。(キーボードの使い心地については後述します。)
また、トラックパッドが通常のPCに比べて少し大きめです。
C425の良い所
バッテリーが長持ち
僕の場合はWordでの文章作成やZoom、ブログの記事作成をこのC425で行っていますが10〜11時間は使用できます。(最大使用可能時間は12時間らしい)
画面の明るさ調整やCPUの制御などは全く行っていないのでバッテリーはかなりもつ方だと思います。
屋外で一日使う程度なら全く問題無いでしょう。
他の14インチのパソコンに比べてかなり軽い
通常の14インチのノートパソコンの重さは大体1.5kg〜1.8kgと言われており、約1.3kgのC425はかなり軽いほうだと言えます。
ストレージを最低限にし、余計な機能を省いた為ですね。
このC425は半透明の袋に入って外箱に収納されていたのですが、取り出す時に厚めの説明書がまとめて入っていると思い放り投げてしまいました(慌てて拾った)
中身を見るまで本体だと気づかないぐらいの重量ということです...(汗)
起動やスリープからの立ち上がりが爆速
今回この記事を書くにあたって電源OFFの状態からユーザーログイン画面が立ち上がるまでの時間を計測した所約8秒でした。
Windowsの場合はどんなに早くても15〜20秒はかかるので、Chromebookの立ち上がりは相当早い事が分かります。
ちなみに僕が所有しているWindowsパソコンは28秒かかりました...(笑)
何故これだけ早いのかと言うと通常Windowsは起動からログイン画面に移るまでの間にバックグラウンドで非常に多くの作業を行います。(ブートローダーの起動や各ポリシーの適用など)
それに対してChromeOSの場合は必要最低限の作業しか行いません。
つまり起動ボタンを押してからログイン画面に移るまでの作業量が全然違うから速さも違うということですね。
また、スリープモードからの復帰は立ち上げた直後に作業が行えるほど高速です。
常に新品のiPhone並みにヌルヌル動く
RAMが8GBもあり、OSが快適に動くように最適化されているので動作が超サクサクです。
しかもそれがずっと続くんですよ。
大抵どんな高性能なパソコンでも使い続ければ小さなゴミデータが溜まったりして動作が重くなるのですがChromebookの場合はずっと軽快に動き続けています。
買ったばかりのiPhoneを想像してみて下さい。もうサクサクどころかヌルヌル動きますよね。常にそれと同じ状態です。
C425の悪い所
悪いと言うほどでは無いのかもしれませんが、「使いにくい」「後もう一歩だな」と思う所はありました。
キーボードに慣れが必要
先程も少し触れましたがこちらの製品はキーボードが日本仕様ではなくUS仕様となっています。
元々日本未発売モデルなので仕方ないといえばそうなんですけどね...(汗)
そのため日本仕様のキーボードを使っていた方は慣れるまでに2〜3週間程かかるかもしれません。
(ちなみに日本語とローマ字入力の切り替えは「ctrl」+「space」で行います。)
また、「enter」キーが普通のキーボードの「Shift」キー程度の大きさしかないので最初の頃はよく押し間違えていました。
USB-Aは出来ればもう一つ欲しかった
USB-Cが二つあるとはいえ、出来れば未だにメジャーであるUSB-Aをもう一つ付けて欲しかったですね。
僕の場合USB-A接続の無線マウスを使用しているのでその時点でポートが塞がってしまいます。
USB-Cに変換して使う手もありますが、ケーブル類がゴチャついてせっかくの軽量さとコンパクトさを台無しにしてしまう恐れもあるので考えものですね...
総評・まとめ
多少の気になる点はあったが総じて満足の行く製品
気になる点をいくつか書きましたがメリットに比べれば些細なものですし、この性能と満足度なら間違いなく買いだと思います。
少なくともChromebookの中で私が一番おすすめできる製品ですね。
また、ChromeOSと聞くとブラウザでしか作業ができないと思う方もいるかと思いますが、Androidスマホ同様にプレイストアからアプリをインストールして作業する事もできます。(Office系のアプリも使えます)
※今後もしばらく使ってみて気がついた点があれば追記していきます。
(※現在、日本のAmazonではメモリが4GBのモデルのみの販売となっているようです。)