今回はこういった「Webライターをしてお金を稼いでみたい」という方に向けて
本記事の内容
- 初心者でもWebライターは出来るのか?
- 仮に出来たとしていくら位稼げるものなの?
- Webライターをやる価値はある?
といったお話をしたいと思います。
さて、早速結論から述べてしまいますが
初心者でもWebライターは出来るけど初月からバイト並みに稼ぐのは厳しい
というのが素直な感想です。
では何故、初心者Webライターは初月から稼げないのでしょうか?
目次
初心者Webライターが初月から大きく稼ぐのは難しい理由
実績が無いのでクライアントに中々相手にされない
例えばあなたが病気になってしまい、手術を受けることになったとしましょう。
そんな時、担当する医者が
なんて言い始めたらどうですか?絶対嫌ですよね...(笑)
ちょっと極端な例ですが、ライターに仕事を頼むクライアントも同じ心境です。
お金と時間をかけて記事を書いてもらう以上、評価の高いライターを選ぼうとするのは当然であり、サイトに登録したての初心者は実績が無いので中々案件を獲得することが出来ません。
その為、初心者ライターの場合まずは「タスク」と呼ばれる誰でも出来る案件や、相場より低い料金の案件を受けて実績を積む必要があるので最初は全然稼げません。
ちなみに僕も最初は文字単価の低い案件から始めたのですが、時給換算したら200円でした。
まともなクライアントを探すのに時間がかかる
クラウドワークスにもワーカーを騙そうとする悪質なクライアントはいます。
というか割と多い印象です。
例えばこんな案件がありました。
仕事内容:ある電子書籍の原稿執筆
文字単価:1.2円
文字数:1200文字
求めるレベル:初心者
文字単価1.2円で1200文字、しかも初心者OKなんてかなりの好条件ですよね。
(初心者の文字単価はせいぜい0.5円〜0.8円くらいです。)
ですがページを下の方にスクロールしてよくよく確認してみると...
(追記)
文字単価1.2円と記載していますが、12000文字で記事単価1500円なので文字単価は0.12円が正解です。
それでも宜しければお願いします。
なんてちっちゃく書いてあるんですよ。
いや、まぁ本当に間違えたのかもしれませんがちょっと露骨な気が...
もしワーカーがお金のこと聞いてこなかったら、そのまま進めて後で「ちゃんと追記に書いてありますよ?」って言いそうじゃないですか?
こういった悪意でやっているのかよく分からないクライアントもいるので、信頼できるクライアントの案件を獲得するのは結構大変です。
僕も良さげな案件に応募したら怪しいセミナーに勧誘されましたからね。
調べながら書くので記事を書き終わるまでに時間がかかる
元々文章を書くのが好きだったり、自分でブログを運営している方の中には
「2000文字?1〜2時間あれば書けるでしょ!」
と思う方もいるかもしれません。
事実、僕も初めてライターの仕事を受けるまではこう思ってました。
ですが初めて案件を受けた際に実際にかかった時間は4時間。(執筆3時間+修正1時間)
ライターの仕事を受ける場合、必ず自分の得意分野の記事が書けるとは限りませんし、クライアントさんの指示通りの口調や書き方をしなければならないので最初はかなり時間がかかります。
これに加えて前述した文字単価の低さもあるので、時給換算したら目も当てられません。
どうすれば初心者ライターでも稼げるようになるのか?
とにかくライターとしての実績を作る
先程も書いたように、高単価な案件を獲得する為に実績は必要不可欠です。
ではどうすれば実績を作ることが出来るのでしょうか?
具体的には以下の2つの方法で実績を作れます。
クラウドワークス内で相場より単価が低い案件を受けて実績を重ねる
メリット
- お金を稼ぎながら実績を作れる
- アピールできる実績になるまでが早い
デメリット
- あくまでクラウドワークス内だけの実績・評価なのでサービスが終了したら役に立たなくなる
個人ブログを運営する
メリット
- クラウドワークス以外でも自分の実績としてアピールできる場合がある(転職や就活など)
- 広告収入などでお金を稼げる(かもしれない)
- ブログを見た人から仕事の依頼が来る場合がある
デメリット
- 実績としてアピールできるようになるまで時間がかかる
個人的にはやはり「個人ブログの運営」がおすすめですね。
実績としてアピールするには最低でもブログ内に10〜20記事程度は欲しいので、少し時間はかかってしまいますがその分得られるメリットは大きいです。
実際、僕も当ブログを運営していた事が幸いしてクラウドワークスに登録した初日から案件を契約することができました。
(※時間に余裕がある方はクラウドワークスで仕事をしながらブログを運営するのもアリだと思います。)
少し慣れてきたら文字単価が高い案件を狙う
案件をいくつか完了し、ライティングに慣れてきたら文字単価0.8円〜1円程度の比較的単価が高い案件に応募してみると良いでしょう。
基本的にライターの仕事ではクライアントの方から単価を上げてくれるという事は少ないので、いつまでも低単価の案件をこなしていても消耗するだけです。
文字単価0.8円前後であれば、実績が少ない初心者でも採用される可能性は十分にあるのでどんどん提案していきましょう。
信頼できるクライアントから継続して仕事を貰う
Webライターでお金を稼ぐ際、一番時間の無駄なのが案件に応募して採用されるまで待つ時間です。
しかも仮に採用されたとしても、そのクライアントが信頼できる良いクライアントかは契約してみないと分かりませんよね。
その為、もし一緒に仕事をしているクライアントに対して
「信頼できる人だな」「また一緒に仕事がしたいな」
と思えるなら、継続的に案件を回してもらえないか交渉してみると良いでしょう。
同じクライアントと継続的な付き合いができれば
- 一から案件を契約するより効率よくお金を稼げる
- 書き方やテーマについて既に知っているので余計な作業時間が減る
- 文字単価UPの交渉が出来る可能性がある
と良いことばかりです。
初心者がライターをやって一ヶ月間に稼げる金額は?
これは人によってライティングに割ける時間やタイピングの速さも違うので、一概には言えないのですが初心者Webライターの一ヶ月間の収入は平均して1万円程度と言われているみたいです。
毎日少しの作業で月1万円なら中々魅力的ですが、先程も言ったようにライティングの作業ってかなり時間がかかるので労力に見合っているかと言われると正直微妙ですよね...(汗)
「今すぐにお金が必要だ!」
という方はアルバイトをした方がよっぽど稼げると思います。
Webライターをやる価値はある?
ここまで「初心者Webライターは最初は全然稼げない」というお話をしてきました。
ではその最初の稼げない期間を乗り越えてまでWebライターをやる価値はあるのでしょうか?
実際にクラウドワークスで仕事をしてみて、僕はやる価値があると感じました。
その理由としては
- もし職を失っても食べていけるスキルが身につく
- ライターの経験が転職や就活で役に立つかもしれない
- やはり自宅から出ずにお金を稼げるのは楽
といったものが挙げられます。
確かにいきなり仕事を辞めてWebライター始めます!というのは金銭的に結構厳しいかもしれませんが、副業として始めるなら全然アリなんじゃないかな...と。
まとめ│最初は稼げないWebライターだがやる価値は十分にある
ここまでの内容を簡単にまとめます。
- サイトに登録したての初心者は実績が無く、慣れるまで時間がかかるので初月から大きく稼ぐのは難しい
- アルバイト並み、もしくはそれ以上に稼ぎたいなら実績を積み、高単価の案件を受けるしかない
- 始めは中々稼げないWebライターだがお金以外のメリットがいくつもあるので、やる価値は十分にある
気にはなっているけど中々踏ん切りがつかないという方は、物は試しということで一度やってみてはいかがでしょうか?
しばらくやってみて稼げないと判断したら別のことをすればいい訳ですし、案外自分に合っているかもしれませんよ?