Pinterestがうざい・邪魔と言われる理由とは?検索結果に表示させない方法も解説

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ネットで検索をしてるとよく出てくるPinterestって何なの?
正直邪魔だから非表示にしたい...

皆さんもネット検索をしていて、一度はこのように思ったことがあるのではないでしょうか。

そう、Pinterest邪魔すぎ問題です。

僕もネットで調べものをしていて、いざ興味あるタイトルを見つけてクリックしたら「Pinterestでした^ ^」なんて経験が何度もあります...(汗)

そこで今回は

✓本記事の内容

  • そもそもPinterestってどんなサービスなの?
  • Pinterestがうざい・邪魔と言われる理由とは?
  • 検索結果にPinterestを表示させない設定方法(PC・スマートフォン)

というテーマでお話していきたいと思います。

そもそもPinterestとは?

出典:pinterest

Pinterestの概要

Pinterest(ピンタレスト)とはアメリカに本拠を置くPinterest, Inc.(ピンタレスト社)が運営と管理を行う写真共有サービスのことです。

「写真共有サービス」と聞くとInstagramを想像する方もいるかと思いますが、Instagramは自身で撮影した画像を共有するのに対して、PinterestはWeb上に掲載されている画像を自身のピンボードに集めていく形になります。

Pinterestのユーザーは集めた画像をカテゴリごとに管理することができ、他人の収集した画像を自分のピンボードに収集することもできます。

Pinterestは著作権的にセーフ?

PinterestはWeb上に掲載されている画像を収集するという特性上、「著作権的にマズいんじゃないの?」と思う方も多いのではないでしょうか。

結論から言ってしまえば

  • 自分に著作権がある画像
  • 他のPinterestユーザーがアップした画像かつそのユーザーに著作権があるもの
  • 著作権を持つ人に掲載許可を貰った画像

以外を気に入ったからと言って勝手にピン(収集)する行為は限りなくアウトに近いグレーゾーンです。

事実Pinterest公式の規約にもこう書かれています。

Pinterest 上の画像の利用について

例外的なケースを除いて、ユーザーが Pinterest アカウントに保存している画像は、Pinterest が著作権所有者ではありません。必要な場合は、あなたが著作権所有者から画像を利用する許可を得る必要があります。

https://help.pinterest.com/ja/article/copyright

Pinterestは詐欺サイトに誘導される危険性がある

Pinterest自体が危険という訳ではありませんが、Pinterestには共有した画像と外部URLを紐づける機能があるため悪意のあるサイトや詐欺サイトに繋がっているような危険な画像も存在します。

特に一見無害そうな画像でユーザーを釣って、いざクリックしたらワンクリック詐欺のサイトだったということもあるようです。

一部からはPinterestがうざい・邪魔という声も

Pinterestの共有サービス自体は便利で使用している人も多いのですが、Google検索の上位にこのPinterestの画像ページが表示されていまい「ユーザーは情報を知りたいのに出てくるのは画像だけ」という事態に陥っているのが現状です。

また、Pinterestは会員制サイトのためユーザー登録をしている人以外がサイトにアクセスしても「会員登録・ログインしてください」と表示されてしまい手軽に使用することができません。

「1カ月で10Kg痩せる方法は〇〇だった!?気になる方法とは!?」

みたいな読者の興味をそそるタイトルで釣っておいて、いざ開いたら「画像だけでした。あと会員登録かログインしてね^ ^」なんてことになるのですから不満を持つ方が多いのも納得ですよね...(汗)

ただこれはPinterest側に問題があるのではなく、そういったサイトを上位に表示してしまうGoogleの検索エンジンに問題があるとも言えます。

Pinterestを検索結果から除外する方法

ご安心ください。

実はスマートフォンやパソコンの設定を少し変えるだけでGoogleの検索結果にPinterestを表示させないようにすることができるんです。

スマートフォンでPinterestを検索結果から除外する場合

スマートフォンでPinterestを非表示にしたい場合は「Googleカスタム検索」を使います。

Googleカスタム検索とはGoogleが提供している、ユーザー自身で色々と細かい設定ができる検索エンジンサービスです。(設定にはGoogleアカウントが必要)

ちなみにこちらの方法はGoogleカスタム検索の設定をパソコン上でして、それをスマートフォンに適用させるということも可能ですのでパソコンがある方はそちらから設定した方が楽かと思います。

それでは早速具体的な方法をご説明します。

新規の検索エンジンを追加する

まずは下記のページにアクセスして「検索エンジンの編集」という項目の下にある「追加」というボタンをクリックします。

https://cse.google.co.jp/cse/all

クリックすると下記のような画面になるので「検索するサイト」「言語」「検索エンジンの名前」という項目を埋めて作成というボタンをクリックします。

この際「検索するサイト」の欄は適当なURLを選んでかまいません。(今回は例としてYahooのURLを入れました。)

また、「検索エンジンの名前」も好きにつけて構いませんが分かりやすいものにしておくと良いでしょう。

作成した検索エンジンを編集する

検索エンジンの作成が完了すると以下の画面になるかと思いますので、一番下のコントロールパネルというボタンをクリックして下さい。

クリックすると検索エンジンの編集画面が出てくるので少し下の方にスクロールすると下記のように「ウェブ全体を検索」という項目が見つかるはずです。

これを「オフ」から「オン」に変えてください。

ここまで来たらもう少しで完了です。

次に「ウェブ全体を検索」の上にある「検索するサイト」という項目の中に自分が先ほど適当に入れたURLがあるので、横のチェックボックスにチェックを入れて「削除」ボタンを押します。

無事URLを削除することができたら、「検索するサイト」の中の右の方にある「詳細設定」と書かれている部分をクリックして下さい。

クリックすると下記のように「除外するサイト」という項目が出てくるので、「追加」ボタンを押します。

クリックすると下記のウィンドウが表示されるのでURLの欄に

https://www.pinterest.jp/

と入力して、「アドレスにこのURLを含むすべてのページを除外」を選択し「保存」をクリックします。

これで検索エンジンの編集は終了です。

公開URLからGoogle検索を行う

最後に検索エンジン設定の上の方にある「公開URL」をブックマークなどに加えておきましょう。

Pinterestを表示させたくない時はこのブックマークした公開URLからGoogle検索を行えばOKです。

Googleアカウントを共有していればパソコンとスマートフォンのどちらからでも使えます。

パソコンでPinterestを検索結果から除外する場合

上記の方法はスマートフォン・パソコンの両方に使えますが、パソコンだけPinterestを非表示にできれば良いのならchromeの拡張機能「Personal Blocklist(not by Google)」を使うのがオススメです。

この拡張機能は導入して見たくないサイトをブロックリストに加えるだけで非表示にすることができます。

Personal Blocklist(not by Google)を導入する

まずは下記のページから拡張機能の「Personal Blocklist(not by Google)」を追加します。

Personal Blocklist(not by Google)

Pinterestをブロックリストに加えればOK

拡張機能がインストールできたら、chromeで「Pinterest」と検索します。

すると各サイトの下の方に「(そのサイトのURL)をブロックする」という項目が増えているので、そちらをクリックすれば見たくないサイトをブロックすることができます。

まとめ

という訳で今回はPinterestに関するお話でした。

勿論「Pinterest」が大好きだという人もいるでしょうし、使い方によっては非常に便利なのも理解できるんですが、やっぱり興味のない僕のような人間からすると「またPinterestかい!」ってなるんですよね...(汗)

Googleも完璧では無いので、このように自分に合わないサービスやサイトが表示されてしまう場合は個別に対処するしかないのかもしれません。