こういう悩みって大学生なら一度は経験したことがあるはず。
大学の教科書、使わないのに高すぎる問題です。
大学の教科書って新品を定価で買うと安くても2000円前後、高いと3500円くらいしますよね。
下記の画像は僕が大学3年生の前期で買った(買わされた)教科書です。
6冊で合計11000円ナリ。
比較的授業が少ない3年生の前期だけでこれですからね。1〜2年生はもっとお金がかかるはずです。
という訳で今回は大学生にしかできない教科書をほぼ0円で入手する裏技をご紹介したいと思います。
目次
大学生は裁断済みの教科書を買うのがコスパ最強です
結論から言ってしまいますが
大学生は裁断済みの教科書をメルカリなどで買って、それをPDF化して取り込み再度買った教科書を売れば実質ほぼ0円で教科書を手に入れることができます。
これだけでは分かりづらいかもしれないので、1つずつ手順を追って見ていきましょう。
裁断済みの教科書と言われても何のこっちゃという方もいますよね。
裁断済みというのは本のページをスキャンして電子化する為に一冊の本を1ページずつにバラしたものの事です。
つまり本を紙の束にした状態のことを言います。
メルカリなどで裁断済みの教科書を買う
メルカリなどのフリマアプリを使えば裁断済みの教科書を買うことができます。
下記画像のように「裁断済み 教科書」などで検索すると沢山出てくるので自分が欲しい教科書を選びましょう。
(著作権の関係で一部ぼかしております)
欲しい教科書がメルカリなどに出品されていない場合は他のサイトで買いましょう。(後述します。)
また、少しコストはかかってしまいますが自分で教科書を定価で買った後に裁断してメルカリなどで売るという方法もあります。
プリンターやスキャナで教科書をPDFに変換する
次に買った教科書をスキャンしてPDFにし、PCやタブレットに取り込みます。
講義で使うところだけPDFにする場合はプリンターなどでも大丈夫ですが、教科書全てをPDFに変換する場合は専用のスキャナを買ったほうが良いでしょう。
お値段は3万円〜4万円とそこそこしますが、大学4年間の教科書代を考えると断然安く済むと思います。
教科書以外にもマンガや雑誌にも使うことができ、断捨離などをする際にも役立つのでおすすめです。
また、ネット上にはスキャンを代行してくれる業者もありますが著作権的にかなり危ないのでスキャンは自分で行うのが無難でしょう。
買った教科書をメルカリなどで売る
スキャンさえ出来れば紙の方はもう使わないので再びメルカリなどで売ってしまいましょう。
スキャンをするだけで書き込みやマーカーで汚れることもないので買った値段とほぼ同じ値段で売ることができます。
手数料や送料などは多少かかってしまいますが、それでも定価で買うより断然安く済ませることができます。
大学生が裁断済みの教科書を買うメリット・デメリット
コストを安く抑えられる
大学1年間の前期と後期の教科書代を合わせて2〜3万円と仮定すると単純計算で4年間で8〜12万ということになります。
裁断済みの本を使えばお金は手数料と送料程度しかかかりませんし、スキャナを買ったとしても新品の教科書を定価で買い続けた場合の半額以下まで抑えることができるでしょう。
部屋の場所を取らない
教科書ってかなり場所を取りますよね。
もう使ってない教科書も中々処分できずに4年間分溜まってしまうなんてことも...
電子化された教科書であれば数十冊、数百冊でもタブレットやPCに取り込んでおけるので全く場所を取りません。
大学に行く際の荷物が減る
こちらも上記のメリットと似ていますが電子化された教科書であればタブレットやPCを一台持ち歩くだけで済むので荷物が軽くなります。
また必要な時に忘れてしまって使えないということも無くなります。
毎日重い荷物で苦労している方には特にオススメです。
自由に書き込みできる
紙の教科書の場合、後で売るかもしれないと考えると書き込むことに躊躇してしまいますが電子化された教科書なら気にせず書き込むことができます。
間違えたところや気に入らない所をすぐに消せるのも嬉しいポイントですね。
紙の教科書が必要な場面では困るかも...
ただしデメリットが完全に無いわけではなく紙の教科書が必要になる場面、例えば教科書持ち込み可の試験などの場合はちょっと面倒くさいです。
この場合教科書の必要な所をプリントアウトするかノートに書き写すしかありません。
ただ教科書持ち込み可の試験自体が少ないのでそれ程気にする必要は無いでしょう。
裁断済みの教科書を売買できるサイト
裁断済みの教科書を売買できるサイトとして
などがあります。
教科書をPDF化するのは著作権的に問題なし
いくら安く抑えられると言っても法律に反するのは困りますよね。
ご安心下さい。
教科書をPDF化する場合、個人的に使用するのが目的であれば著作権法に反することはありません。
著作権の目的となっている著作物（以下この款において単に「著作物」という。）は、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること（以下「私的使用」という。）を目的とするときは、次に掲げる場合を除き、その使用する者が複製することができる。
著作権法第30条1項より
同様にタブレットやiPadに取り込んで使用するのも認められています。
ただし複製したデータを家族間で共有することは問題有りませんが、友人などに渡す場合は違法となります。
また、裁断済みの本を売買することも法律に反するものではありません。
裁断した本の著作権については下記のサイトで詳しく解説されています。
