こんにちは!理系大学生のあらいです。
ゴールデンウィークも終わり僕の大学でも某ウィルスの影響でリモート授業が始まりました。
僕の場合はGW明けから授業が始まった訳ですが、まだリモート授業が始まらない方や新入生の方の中には初めての事なので不安に感じている方もいるのではないでしょうか?
そんな訳で今回は現役大学生の僕が実際にリモート授業を受けて感じたメリット・デメリットについて書きたいと思います。
目次
リモート授業って何?どんな種類があるの?
リモート授業とはその名の通り、スマートフォンやタブレット、パソコンを使って学校の授業をオンライン上で受けるというものです。
予備校などで映像を用いた授業を受けていた方は馴染み深いかもしれませんね。
一言でリモート授業と言っても実は二種類の授業形態があります。
下記でそれぞれについて詳しく見ていきましょう。
リモート授業の種類
Zoomを使った同時双方向型授業
リモート授業と聞くとこちらをイメージする方が多いかもしれませんね。
Zoomを使って先生の授業をリアルタイムで受けるやり方です。
リアルタイムなので受けられる時間が決まっており、先生がミーティングを開始して終了するまでの間しか参加することはできません。
Youtubeの生配信のようにアーカイブ(再放送)はありませんので通常の授業と同様に時間に遅れないようにする必要があります。(後から先生がミーティングを録画したものを配信してくれる場合もありますが、基本的には遅れずに参加するべきでしょう)
Web上に配信された教材を受講するオンデマンド型授業
こちらは先生が作成した教材をWeb上で受講する、もしくはダウンロードして受講するやり方です。
教材は先生が事前に撮影しておいた授業映像やパワーポイントで作成されたスライドなど色々あります。
Zoomを使った授業と異なる点はリアルタイムでの配信ではないので基本的に受講する時間は決まっていないということです。
ただし「配信から〇日以内に受講すること」という場合もあるので後でまとめて受講したりするのは危険です。
リモート授業のメリット
通学時間が無い
1日の内で最も時間の無駄と言えるのが通学・通勤時間だと思います。
車内で座って本でも読めればまだマシですが、大抵の場合はつり革を掴まなくても安定して立っていられるぐらいの混雑率です。
朝から物凄いストレスですし30分も乗っていたら1日の気力の80%くらい消費しそうですよね...
当然ですがリモート授業を行うことで毎日の通学時間が無くなります。
満員電車に乗る必要も無いですし、なにより朝の時間に余裕ができるのも嬉しいですね。
対面の授業より分かりやすくなる場合がある
学校に物凄く授業の内容が分かりずらい先生っていませんか?
黒板の文字や図が小さい・汚い、声が小さかったり早口だったり、生徒を苦しませる要因は色々ありますよね。
リモート授業になることで必然的にスライドなどの資料が多くなり、黒板を使うより分かりやすいと感じる場合があります。
声に関してもこちらで音量を調節できますし、オンデマンド方式の場合は分かるまで何度でも繰り返し見直すことができます。
ただし対面の授業の方が分かりやすかったという場合もあるので、一概にメリットとは言い切れないかもしれません。
リモート授業のデメリット
プライベートと授業のオンオフの切り替えが難しい
僕の場合、外にいる時にやるべきことは全て済ませて家では思いっきり遊ぶというスタイルだったのでリモート授業になってから中々気持ちの切り替えができません。
勉強の場が学校から自宅に変わった事で、授業を受けている時には遊ぶことを考えてしまいますし、逆に遊んでいる時は課題や次の授業のことがチラついてしまいます。
まさに勉強にも遊ぶことにもイマイチ集中できないという状態です。
生活リズムが崩れる
リモート授業になるとどうしても生活リズムが乱れがちになります。
寝るのはほぼ朝、起きるのは授業開始ギリギリなんてことも...
考えられる原因として学校に遅刻する心配が無いこと、家から出ないので太陽の光を浴びれず体内時計が調整できないこと、そもそも体を動かさないので疲れが出ず夜眠れないことなどが挙げられます。
この生活リズムの乱れも先ほど言った家で授業に集中できないことに拍車をかけていると思います。
質問をしづらい
対面授業の場合、授業中に分からないことがあっても授業終了後に直接先生に聞きに行って教えてもらうことができました。
対してリモート授業の場合はそうもいきません。
リモート授業で質問をする具体的な方法としてZoom内でのチャット、マイクで話して質問する、メールで質問するといった方法がある訳ですがチャットの場合、疑問点を文章だけで表すのは大変ですしメールの場合はこれに加えて返信の遅さもあります。
マイクで話す方法も大勢の参加者がいる前で質問するのは恥ずかしいという方もいるでしょう。
どの方法にせよ、先生に直接聞いて教えてもらうという方法には敵わないと思います。
体調が悪くなる場合がある
長時間パソコンで授業を受け、課題やレポートもパソコンで作成する。
これで目が疲れない訳がありません。
目に疲労による頭痛や肩こり、座りっぱなしによるお尻や腰の痛み等、デスクワークによって引き起こされる症状が学生にも起こっているのです。
また、僕もそうなのですが最近の学生は常にスマホを触っている傾向があるので余計目の疲れを加速させている気がします。
それにずっと家にいると精神的にもキツイですよね...
生活音や場所の問題
1人暮らしの方はいいですが僕のように実家に住んでいるとなるとそうもいきません。
家族が発する生活音に気を使わなくてはいけないですし、部屋の中の生活感を見られたくないという方もいるでしょう。
特に家族に小さいお子さんがいる方は大変ですよね...(汗)
最後に
生活音や授業の質問に関するデメリットを解消するのは簡単なことではありませんが、「プライベートと勉強のオンオフを切り替えるのが難しい」「生活リズムが狂う」「体調の悪化」というデメリットには解決策があります。
それは毎日散歩をすることです。
外に出て太陽の光を浴びることで体内時計をリセットすることができますし、歩くことで体が疲れるので夜によく眠れます。
何より外の空気を吸うと気持ちいいですよね。
また、普段着に着替えて身だしなみを整えることで自然とプライベートと勉強のオンオフができるようになるのでおすすめです。