大学生になると高校生までと違い、つい生活リズムが狂いがちですよね。
遅くまで遊んだり課題をやったりして寝るのが明け方になる日もあれば、休日に寝すぎて1日何も出来ずに終わってしまった...なんてことも。
という訳で今回は
- 大学生にとってベストな睡眠時間は何時間なのか?
- 理想的な睡眠時間を確保するためのコツは?
というお話をしたいと思います。
目次
大学生の睡眠時間は7時間半がベストな理由
さてタイトルにもある通り大学生の理想的な睡眠時間は7時間半であると言えます。
その理由としては
- 年を重ねるに連れ、必要な睡眠時間は減少する傾向があり大学生程度の年代であれば7〜9時間の睡眠でも活動できる為
- 睡眠時間が短すぎても長すぎても健康を損なうリスクがあり、7時間前後が最も死亡リスクが低い睡眠時間である為
- レム睡眠とノンレム睡眠のサイクル関係から90分の倍数の睡眠時間が朝起きやすく、睡眠の質も良いとされている為(個人差アリ)
といったことが挙げられます。
大学生程度の年代は7〜9時間の睡眠で活動できる
一般的に人は年を重ねるに連れ、1日活動するのに必要な睡眠時間が減っていきます。
具体的には生後15日程度の赤ちゃんは16〜18時間、小学生程度の年齢で10〜11時間、大学生程度の年齢なら7〜9時間程度で良いとされています。
睡眠時間は短すぎても長すぎても死亡リスクが上がる
「睡眠不足は体へ悪影響を及ぼす」
というのは一般的に知られている事ですが、実は寝過ぎも体に悪いという事をご存知でしょうか?
下記の画像を見ると男女ともに10時間以上寝ている人の死亡率が最も高く、逆に6〜7時間程度の睡眠時間が最も死亡リスクが低いことが分かります。
90分の倍数の睡眠時間を取ると朝起きやすく、睡眠の質も高くなる
眠りのサイクルは90分というのを聞いたことがある方も多いかと思います。
睡眠にはサイクルがあり「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」を繰り返しています。
この2つを合わせた時間が90分だと言われているんですね。
この1サイクルである90分単位で睡眠を取ることで質の良い睡眠が取れるとされてきました。
ただし最近になってこの1サイクルの時間が人によって異なり、80分の人もいれば100分の人もいるという研究結果が出たそうです。
こればかりは個人差があるので、自分で起きやすい時間を色々と試してみるしか無いですね...
理想的な睡眠時間を確保するためのコツ
ではどうすれば寝過ぎや寝不足にならずに済むのでしょうか?
ここからは理想的な睡眠時間を確保するためのコツをご紹介したいと思います。
寝過ぎてしまう場合
就寝時間と起床時間を一定にする
人間の脳は規則的な生活をするように出来ており、キチンと就寝時間と起床時間を決めてその生活に慣れることで最終的に目覚まし無しでもその時間に起きられるようになります。
冒頭でも述べたように、大学生ともなるとついつい就寝時間と起床時間が不規則になりがちですが出来るだけ生活リズムを整えることが大切です。
とにかく二度寝しないようにする
決まった時間に起きるけど、ついつい二度寝してしまう...こんな方も多いのではないでしょうか?
二度寝を防ぐ方法として
- 起きたら太陽の光を浴びる
- 起きた後すぐにシャワーを浴びる
- 起きたらコップ一杯の水を飲む
といった方法が効果的です。
睡眠時間が足りない場合
一限の講義を取らない
必修が一限にある場合は別ですが、一限の講義を取らないようにすることで寝る時間が遅くなってしまってもある程度の睡眠時間を確保することができます。
「朝がどうしても弱い」「寝るのがつい遅くなってしまう」
という方は一限を避けるだけで睡眠時間を確保できるのと同時に、寝坊による落単なども防ぐことができます。
空きコマに寝る
大抵の場合、どんなに頑張って講義を詰め込んでも空きコマの1つや2つは出るものです。
空きコマの使い方としては課題をやったりする人が多いようですが、この時間を睡眠にあてるのも良いかもしれません。
講義1コマは約90分なので先程言った睡眠サイクル的にも理想的な時間です。
まとめ
ここまで理想的な睡眠時間と、それを取るためのコツをご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
睡眠時間や睡眠の質は1日のコンディションを大きく左右するので、是非とも大学生の内から睡眠に対する理解を深めたいですね。
またスマートフォンのアプリには自分の睡眠の記録を自動で取ってくれる物もあるので、そちらを使ってみるのも良いかもしれません。