【カラフルボックス/ColorfulBox】WordPressでads.txtを設置する方法まとめ

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こんにちは。あらいです。

先日ようやくGoogle AdSenseの審査に合格し、晴れて広告掲載ができるようになったのでAdSenseのページに行ってみると下記のような見慣れない表示が。

「要注意-収益に重大な影響が出ないよう、ads.txtファイルの問題を修正して下さい。」

四苦八苦しながらも何とかこの問題を解決できたので、今回は解決方法を画像つきでまとめたいと思います。

そもそもads.txtって何なのよ?

ads.txt(アズテキスト)とは自身が所有するサイト・ブログにおいて、偽造された広告枠や不正なインプレッションの販売を防止する為に必要なテキストファイルのことです。

これだけでは分かりにくいので具体例を用いて説明します。

まずはads.txtを設置していないとどうなるのか見てみましょう。

ads.txtを設置していない場合

悪質なパブリッシャーにあなたのサイトのドメインがなりすましの対象として狙われた場合を考えてみます。

ads.txtを設置していない場合、サイトの広告枠の購入者は広告枠が本物なのか偽物なのかを区別することができません。

つまり効果のない偽造サイトの評判がそのままあなたのサイトの評判として扱われてしまい、あなたのドメインに悪評がついてしまうのです。

ads.txtを設置している場合

ads.txtが設置されている場合、広告枠の購入者はあなたのサイト(A)のads.txtを確認することでその広告枠が本物のサイトのものかを検証することができます。

このようにads.txtを設置することであなたのサイトのドメインに悪評が付く事態を未然に防ぎ、広告枠の購入者も安心して取引ができるようになるのです。

ads.txtは必須なのか?

サイト運営者様は ads.txt を独自に作成することで、自サイトの広告枠の販売者を厳密に管理し、偽の広告枠が広告主に提供されるのを防ぐことができます。

ads.txt は、使用することを強くおすすめします。ads.txt を使用すれば、購入者が偽の広告枠を判別できるため、サイト運営者様としても偽の広告枠に収益が流れるのを阻止し、その分収益を増やすことができるというメリットがあります。

AdSenseヘルプ ads.txt に関するガイドより引用

AdSenseのヘルプページには上記のように書かれていました。

どうやら現時点では必須ではないようです。

ただし先程も説明した通りads.txtを設置していない場合、様々なリスクがある為設置しておいたほうが無難です。

ads.txtの設置方法(カラフルボックスの場合)

ここからは実際にads.txtをサーバに設置する方法を解説します。

契約しているサーバがカラフルボックス以外の場合、手順が異なる場合があるのでご注意下さい。

ads.txtファイルをダウンロードする

まずはAdSenseのトップページにアクセスして下さい。

次にページの上部に出ている「要注意-収益に重大な影響が出ないよう、ads.txtファイルの問題を修正して下さい。」という表示の右横にある「今すぐ修正」というリンクをクリックします。

すると下記画像のページに移行するので「ダウンロード」をクリックします。

ダウンロードできましたか?

このファイルには既に必要な事は全て記載されているので改めて自分でいじる必要はありません。

念の為、ダウンロードしたads.txtファイルを開いてみましょう。

google.com, pub-XXXXXXXXXXXXXXXX, DIRECT, f08c47fec0942fa0

(XXX...の部分はあなたのサイト運営者ID)

このように記載されていれば大丈夫です。

カラフルボックスのサーバにアップロードする

続いてダウンロードしたads.txtファイルを自分が契約しているWordPressのサーバに設置します。

カラフルボックスのサイトにアクセスし、ログインして下さい。

ログインすると下記画像のページに移動するので「サービス」という項目をクリックします。

クリックすると下記画像のページに移動すると思います。(黒塗りが多く見にくいかもしれませんがご容赦下さい。)

その中の、あなたのドメインの欄にある「契約中」となっている緑色のボタンをクリックして下さい。

クリックした先のページを少し下に進めていくと下記画像のような「クイックショートカット」という項目があるので、その中のファイルマネージャーをクリックします。

するとサーバ内のファイルの一覧が表示されるので、その中の「public_html」というファイルの地球のようなアイコンをダブルクリックして下さい。

クリックすると「public_html」内のファイル一覧が出てきますので、ページ上部にあるアップロードというボタンをクリックし先程ダウンロードしたads.txtを選択してアップロードして下さい。

下記画像のように「pubulic_html」内にads.txtが追加されていれば成功です。

.htaccessファイルに記述を追加する

正常にads.txtファイルをアップロードできた場合でも、ads.txtのチェックツールで確認すると

"ISO-8859-1" は誤った文字コードです。utf-8で作成してください。

とエラーが出る場合があります。

ads.txtチェッカー

これはads.txtのテキストエンコーディングがutf-8になっていないことが原因であり.htaccessファイルに新たに記述を追加することで解決できます。

.htaccessファイルに限らずWordPressのファイルを編集する際は必ず事前にバックアップを取ってから編集して下さい。何らかのトラブルが起きた場合、最悪ブログが開けなくなり詰みます。

.htaccessファイルは先程ads.txtファイルをアップロードした場所(public_htmlの中)にあるのですが、カラフルボックスの場合初期設定で.htaccessファイルが非表示になっている為、ページ上部にある設定から非表示のファイルを表示という項目にチェックを入れsaveをクリックして変更を保存します。

すると.htaccessファイルが表示されるので、右クリックで「Edit」を選択して下さい。

訳が分からないコードがズラッと表示されたと思いますがやることは簡単です。

<Files ads.txt>
AddType "text/plain; charset=utf-8" .txt
</Files>

上記のコードを.htaccess内のコードの一番上に追記して保存するだけです。(手動で打ち込むとミスをする可能性があるのでコピペして使って下さい)

再度チェックツールで確認し、エラーが出なければ完了です。お疲れ様でした。

最後に

僕が昔AdSenseを利用していた頃はads.txtなんて無かったと思うのですが割と最近できたんですかね?

まぁとにかく無事に解決できて良かったです。

何か不明な点があったり、記事内の情報が間違っている場合はお気軽にコメントして下さい!