先日、もしもアフェリエイトからメールが来ていました。
「おっ?もしかして初の成果発生かな?」
と、ちょっとドキドキしながらメールを開くと...

アイエエエエエエ!?!?ナンデ!?ドウシテ!?
目次
もしもアフェリエイトからサイトが削除された原因
突然サイト削除のメールが来て何が何だか分からなかったのですが、よくよくメールを見てみると下の方に
・登録削除理由:
詳細な作品内容の掲載は翻案権侵害の恐れがあります。ご自身の感
という記載が...
ちなみにサイト削除の原因があるとされていたのは以下の記事
『どこの家にも怖いものはいる』あらすじと感想【妙な既視感を覚える幽霊屋敷の話】
上記の記事はホラー小説を読んだ際の感想やあらすじなどをまとめた記事だったのですが、どうやらあらすじの部分を詳しく書きすぎたせいで翻案権侵害の恐れが出てしまったようです。
翻案権侵害とは
著作権法27条は「著作者は、その著作物を翻訳し、編曲し、もしくは変形し、又は脚色し、映画化し、その他翻案する権利を専有する。」と規定しています。したがって、著作権者に無断で、著作物の翻案行為(変形・翻訳・編曲・脚色等)を行った場合には、原則として著作権侵害が成立することになります。
BUSINESS LAWYERS 著作権侵害の判断基準 より
要は他人の作品の内容を勝手に翻訳、要約するのはダメだよってことですね。
まぁ全く心当たりが無かった訳では無いんですよ...
問題の記事を書き終わった時に
「ちょっとあらすじ部分書きすぎたかなー、まぁネタバレしてないし他のサイトも同じくらい書いてるしいっか!」
みたいなね。
その結果がこれですよ。(完全に自分が悪い)
もしもアフェリエイトからサイトが削除されても復活させてもらえた
流石にこのまま放っておく訳にもいかないので問題のページを修正し連絡した所、数時間後にサイト復活の連絡が来ました。
ここからはサイト削除の連絡を受けてから、復活させてもらうまでの流れを解説します。
もしもアフェリエイトにサイトを復活させてもらうまでの流れ
まずは該当ページの修正
基本的にもしもアフェリエイトの場合は、どこに問題があったのかを親切に明記してくれているので問題があるページを修正しましょう。
僕の場合は詳しく書きすぎたあらすじ部分をごっそり消して、Amazonの商品ページにあったあらすじのみの引用にしました。
よくあるもしもアフェリエイトからサイトが削除される原因と対処法
- 掲載許可があるのかが不明な画像(著名人、漫画のコマ、テレビ画面のキャプチャなど)の掲載
→記事に必要無い画像なら削除。どうしても必要ならキチンと出典を明記。
- 公式がアップしたのではないと思われる動画掲載
→記事に必要無い動画なら削除。どうしても必要なら公式のものに差し替える。
- 必ずしも結婚を前提としない出会い(街コン、合コン)の紹介
→該当記事の削除。記事の一部ならその部分を削除。
- メールアドレスへの登録誘導(メルマガなど)
→誘導と捉えられる記載の部分を削除。
- わずかな記事掲載しかなく十分な運営がされていない
→記事の数を増やしてサイトを充実させる。
- 記事内に引用が多すぎる
→必要無い引用部分は削除。自分のオリジナルの文章を増やす。
- 詳細な作品内容の掲載による翻案権侵害
→あらすじ等は公式が載せているもののみを引用する。どうしても必要なら数行程度に。
メールの返信から問題を修正したことを報告
記事の該当部分が修正できたら、もしもアフェリエイトから来た「サイト削除のご報告」のメールに返信する形で問題を修正したことを伝えましょう。
僕の場合は
もしもアフェリエイト 担当者様
お世話になっております。「◯◯◯◯(サイト名)」管理者のXXXX(自分の名前)と申します。
該当ページの問題と思われる部分を修正致しました。
大変お手数ですが、ご確認と再登録のご検討をよろしくお願い致します。
このように送りました。
メールの文面が分からない方は上記のテンプレにサイト名と自分の名前を入れて送信して下さい。
サイトが復活するまで待つ
メールが送信できたら後は大人しく待ちましょう。
僕の場合は送信後、数時間でサイトが復活しました。(休みなどを挟んでいなければ24時間以内には復活すると思います。)

またこの際、復活を待たずに削除されたサイトを再提携しないようにしましょう。
再提携してしまうと復活した場合でもアフェリエイトのリンクが変わってしまうので全ての記事の広告を張り直さなくてはいけなくなります。
一部のプロモーションは提携解除の恐れも...
一度削除されたサイトを復活させてもらった場合、削除前に提携していたプロモーションは自動で再申し込みされます。
申請が通れば今まで通り使えますが、通らなかった場合は否認された原因を調べて再申請するしかありません。
特にAmazonなどの提携申請の際は著作権的にアウトな画像などが無いか確認されるので、事前に怪しい記事は全て修正しておきましょう。
今までに発生した成果報酬はどうなる?
ではサイトが削除されると今まで発生した成果報酬はどうなるのでしょうか?
もしもアフェリエイト利用規約には以下のような記載があります。
当社は、利用者が以下のいずれかの事由に該当した場合には、何らの催告なしに本サービスを解除し、利用者が管理するページをサーバーから削除(第三者のサーバーを利用している場合は、第三者への削除依頼を含む)し、未払いの報酬の支払いを停止することができる。
- 本規約等に違反したとき
- 手形または小切手の不渡りが発生したとき
- 差押え、仮差押え、仮処分その他の強制執行の申し立てがあったとき、または租税滞納処分を受けたとき
- 破産、民事再生、会社更生または特別清算の申し立てがされたとき
- 前3号の他、利用者の信用状態に重大な変化が生じたとき
- 解散または営業停止状態となったとき
- 当社による連絡が取れなくなったとき
- 業務運営について行政当局による注意または勧告を受けたとき
- 業務運営が公序良俗に反しまたは本サービスを利用するにふさわしくないと当社が判断したとき
- 第6条第1項の定めに反し、アカウント発行日から6ヶ月以内にコンテンツの制作をしないとき
- 第6条第3項に基づく当社の変更指示に従わないとき
- 利用者が運営するサイトを当社が運営しているような誤解を招く表記(「株式会社もしも」等)を、当社の許可を得ずに利用者サイトで行っているとき
- 本項各号のいずれかに準ずる事由があると当社が判断したとき
- その他当社が利用者との本サービス利用契約の継続が困難であると判断したとき
(もしもアフェリエイト利用規約 第14条1項より)
1番を見てみると規約のどれかに反した時点で成果報酬が無効になる場合もあるようです。
つまりサイトが削除になるということは何らかの規約違反を犯しているので、場合によっては成果も無効になると考えて良いでしょう。
もしもアフェリエイトのガイドラインをもう一度確認しよう
最後に同じ失敗をしないように「もしもアフェリエイトサイト登録審査ガイドライン」にある違反項目を確認しましょう。
- サイトが存在しない、もしくは文章・画像等のコンテンツが存在しないサイト
- 正常にアクセスできないサイト
- ご自身が作成、もしくは所有されていないことが明らか、あるいは不明なサイト
- 消費者に誤解を与える可能性を含むサイト
- 本人申込を含むアフィリエイトリンクへの誘導に問題のあるサイト
- グロテスクな見た目や不快な表現がある
- アダルト、ポルノのコンテンツを含むサイト
- 犯罪への利用を臭わせる表現があるサイト
- 他、公序良俗に反するサイト
- 各種法律に違反、もしくは違反となる可能性のある商品、サービスが掲載されているサイト
- 検索エンジンスパムサイト
- パブリシティ権を侵害するおそれがあるサイト
- 悲劇的な事件や事故を顧客誘引力にしているサイト
- 著作権を侵害するおそれがあるサイト
- 翻案権・翻訳権を侵害するおそれがあるサイト
- 引用要件を満たしていないサイト
- 他、ふさわしくないと判断したサイト
(もしもアフェリエイトサイト登録審査ガイドラインより引用)
上記のいずれかに該当するサイトは登録後でも削除される場合があります。
特に赤字の部分は気づかない内にやってしまいがちなので、十分に気をつけましょう。
まとめ|もしもアフェリエイトからサイトが削除されたら
もしもアフェリエイトからサイトが削除されたという連絡を受けた場合
「えっ!?自分のサイト消えちゃったの!?」
とパニックになるかもしれませんが、サイト自体は消えていませんので安心して下さい。
まずは落ち着いて上記の手順通りに記事を修正して連絡しましょう。
僕もこの機会に色々調べたのですが、もしもアフェリエイトからサイトを削除された経験がある人って意外といるみたいですね。
今回の反省をいかして今後はより一層、著作権関係には気をつけていきたい所です。