【立つ鳥跡を濁さず】長期インターンシップを辞める際の手順について経験者が解説

初めての長期インターンシップ

こんにちは。大学1年生の頃から長期インターンに参加していたあらいです。

つい先日、今までインターンとして2年間ほどお世話になっていた企業を辞めました。

そんな訳で今回はインターンシップを辞める際の手順や辞める前に気を付けたいことについてお話しできればと思います。

長期インターンシップの辞め方

STEP1 辞める意思を伝える前に次のインターン先を探しておく

就活の為に辞めるという方は別ですが、現在大学1~2年生の方で次も長期インターンとして働こうと思っている場合は辞める意思を企業側に伝える前に次のインターン先を探しておくべきです。

長期インターンの倍率は短期インターンより低いとはいえ平均で5~10倍だと言われています。

その為、現在の所に採用されたからといって次も同じようにすぐに決まるとは限りません。

ちなみに「次のインターン先に採用されたらすぐにそっちで働かないといけないのかな?」と思う方もいるかもしれませんが、後片付けや引継ぎを考慮して現在の企業を辞めるまで待ってくれる所が大半だと思います。

長期インターンシップの求人の探し方については下記のページで詳しく解説しています。

【大学生におすすめ】長期インターンシップの探し方3選

STEP2 直接お世話になっている社員の方に相談する

ここで気を付けたいのが辞める意思を伝える際に最初から代表や社長の方に言うのではなく、まずは自分がいつもお世話になっている社員の方に相談するということです。

礼儀的にもそうするべきですし、何よりいきなり企業の偉い人に「辞めます!」って言うのは緊張しますよね。

社員の方に相談しておけば代表の方にある程度話を通しておいてもらえるのでスムーズに辞めることができます。

僕の場合は次に働く所についても相談に乗ってもらえたのでとても助かりました。

STEP3 社長や代表の方に辞める意思を伝える

ここからが本番ですね。

社員の方に辞める意思を伝えた後は直接社長や代表の方に辞める意思を伝えましょう。

企業側も手続きや次のインターン生を探す必要があるので、辞める意思を伝えるのはできるだけ早い方がいいです。

ただし余りもに早すぎると伝えた後の勤務が気まずくなる可能性もあるので辞める1ヶ月前程度を目安に伝えるといいかもしれません。

(これらは中小やベンチャー企業などインターン生と代表との距離が比較的近い場合なので、大規模な所では社員の方に伝えるだけでOKという場合もあるかもしれません。)

STEP4 身の回りの片づけや任されていた仕事を終わらせる

無事辞める意思を伝えることができたら今度は後片付けです。

やることは概ね下記のリストですね。

  • 今現在任されている仕事が無いか確認して、ある場合は急いで終わらせる
  • デスクやロッカー周りなどの荷物を少しずつ持ち帰る
  • 業務で使用していたPCのデータや書類・仕様書などを処分する

もし自分だけが担当していた業務なら後継のインターン生が引き継ぐことも考えられるのでマニュアル的な簡単なメモを残しておくといいかもしれません。

また、勤務期間が長いほどデスク周りなどの荷物が増えますので計画的に持ち帰りましょう。

(最終日にまとめて持ち帰るという夏休み前の小学生みたいなことはしないように...)

自分が業務で使用していたPCのデータや書類などについては情報漏洩を防ぐ意味でも処分すべきですが、勝手に捨てたり消したりするのではなく社員の方に指示を仰ぎましょう。

STEP5 お世話になった企業の方へお礼をする

ここからは最終出社日の話です。

お世話になった企業の方に感謝の気持ちを伝えましょう。

スピーチを求められる場合もあるので1~2分程度の簡単な挨拶を事前に考えておくと良いと思います。

その場にいない方に関しては別途メールでお礼のメールを送りましょう。

また、最後にお菓子などを買って送ると最後まで良い印象を与えられるのでおすすめです。

EXTRA 辞める前に有給休暇を使っておく

言うのを忘れていましたが長期インターンシップの場合でも有給休暇が取得できます。

もし今まで一度も使ったことが無いという方はもったいないので最後に使ってしまいましょう。

長期インターンシップにおける有給休暇については下記で詳しく解説しています。

長期インターンでも有給休暇は取得できる!【週30時間以下でも申請可能】

最後に

いかがでしたか?

長年お世話になった所を辞めるのは心苦しいかもしれませんが、企業を辞めるという経験はそうそうできるものでは無いので学生の内にこれを経験することは今後においてもプラスなことだと思います。

この記事が少しでもあなたのお役に立ったのなら幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。