今回はこういった方に向けて
- 長期インターンの面接はどのように行われるのか?(面接官の人数や雰囲気について)
- 面接当日までにやっておくことはある?
- 面接当日の服装や持ち物は?
- 何分前に面接場所に着くべき?
- 面接では何を聞かれるの?
- 面接に受かるためのポイントは?
といった初めて長期インターンの面接を受ける方が疑問に思うことを解説したいと思います。
目次
長期インターンの面接ってどんな感じ?
初めて面接を受ける方は不安に思うかもしれませんが、長期インターンの面接と言っても基本的に面接官は1人の場合がほとんどです。(ベンチャーや中小企業の場合は代表の方と直接面接をする場合もあります。)
そのため大勢に質問攻めにされるということは無いのでご安心下さい。
また経験上ですが面接の際も
と言ってくれる方も多く、それほど堅苦しい雰囲気ではありません。
面接にかかる時間は企業にもよりますが30〜60分程度だと思います。
長期インターンの面接に関するよくある疑問
面接当日までにやっておくことはある?
面接の前にやっておくべきことは
- 履歴書の用意
- スーツをクリーニングに出しておく
- 髪が長い場合は切っておく(清潔感を出す)
- 企業のホームページやブログなどを見ておく
ぐらいでしょうか。
①の履歴書はPDFとしてWeb上での提出を求められる場合もあるので、その場合は紙で用意する必要はありません。
②③は主に身だしなみの問題ですね。清潔感が無いと第一印象からマイナスになるので必ず事前に準備しましょう。(服装に関してはまた後述します。)
④は意外とできていない人が多いのですが、面接官に「弊社のホームページやブログを見ましたか?」と聞かれる場合があります。
見ていなかったからといって即不採用になるわけではありませんが、マイナスな印象を与えかねないので事前に軽くでも見ておきましょう。
面接当日は私服でいい?スーツで行くべき?
という場合以外はスーツで行くのが無難でしょう。
また、私服可の場合もラフすぎる服装やだらしない服装はやめておきましょう。
事前に指示がない場合はメールでのやり取りの際などに聞いておくと良いですね。
面接当日の持ち物は?
基本的に企業側から支持されたものを持っていけば問題無いですが
- 筆記用具
- メモ帳
- クリアファイル
- ハンカチ・ティッシュ
- 身分証
- メガネやコンタクトの方は予備を用意しておく
- 何か自分の特技をアピール出来るものがある場合はそれも持っていく
などを持っていくと良いでしょう。
最後の『何か自分の特技をアピール出来るもの』というのはその業界に関係した特技がある場合ですね。(プログラミングやデザインなど)
約束の何分前に着くべき?
あまり早く行きすぎても企業側の準備ができていない場合があるので5〜10分前を目安に受付に行きましょう。
ただし電車の遅延や突然の体調不良などを考慮して家を出る時間はギリギリにならない方が良いでしょう。
また、企業のオフィスの場所が分からない場合もあるので早く着いた場合は一度場所を確認しておくと安心です。
面接ではどんな質問をされる?
こちらは企業によっても異なるので一概には言えませんが、僕が過去にされた質問は
- 自己PRをして下さい
- 自分の長所と短所は何だと思いますか?
- 趣味は何ですか?
- 何故この業界に興味を持ったのですか?
- 今後この業界はどうなると思いますか?
- 過去に何か部活動などをやっていましたか?
といった感じでしたね。
予想外の質問が来ないかと毎回ドキドキしていましたが、意外とどの企業も普通の質問ばかりでした。
長期インターンの面接に受かるためのポイント
挨拶はしっかりと
基本的にインターンの場合、その学生の技術や知識より一般常識はあるか?周りとの和を乱さないか?ということが重要視される傾向があります。(もちろん技術や知識があるに越したことはありませんが)
そのためしっかり挨拶・お礼ができるかということは合否にかなりの影響を及ぼすのです。
以下に訪問〜面接終了までの挨拶の例文を載せておきます。
- 訪問時
◯時からの面接の件で参りました。◯◯大学の◯◯と申します。担当の◯◯様はいらっしゃいますでしょうか?
- 担当の方が来た時
◯◯大学の◯◯と申します。本日は宜しくお願い致します。
- 面接が終わって帰る際
本日はお忙しい中、お時間を取って頂きありがとうございました。失礼致します。
面接の答えを暗記しない
面接の際に答える内容を暗記しようとする方がいますがこれはおすすめしません。
面接官は事前に考えられた答えが聞きたいのではなく、その場であなたがどのように考えて答えるかを見て人間性を判断します。
事実、僕も面接の際は毎回アドリブで答えていますが落ちたことはありません。
それに答える内容をガチガチに暗記してしまうと予想外の質問が来た時に全く答えられないなんてことにもなりかねませんからね...(汗)
とはいえ、アドリブでなんて答えられない!という方もいるかと思うのでちょっとしたコツをお教えします。
それは事前に自己分析をしておくことです。
「自分は何が好きで何が嫌いなのか?」「得意なことは?」「将来は何をしたい?」
このように自分について深く分析しておくことで引き出しが増え、スムーズに質問に答えられるようになります。
面接というのはいかに相手に自分を知ってもらうかという場です。
それなのに自分が自分のことをよく分かっていなかったら受かる訳無いと思いませんか?
業界に合わせた自分の強みをアピールする
先程も少し言いましたが面接はいかに自分の事を知ってもらい相手に欲しい人材だと思わせるかの勝負です。
( 要は自分という商品を説明して買ってもらうということですね。)
つまり自分の得意なことをそのままアピールするのではなく、その特技や経験をその業界でどのように役立たせることができるのかということをアピールするのが大切です。
例
- ◯◯が得意です!.....NG
- ◯◯をやったことがあります!.....NG
- ◯◯が得意です!この特技は御社での◯◯の業務で活かせると思います!.....OK
逆質問はちゃんとする
面接の最後に
と聞かれる場合があります。
ここで「ありません」と答えてしまうと
「あまりウチに興味を持っていないのかな?」「働く上で気になる事とか無いのかな?」
と思われてしまうため逆質問をされた際は必ず質問しておきましょう。
ただし、よく就活サイトなどで
「逆質問は入社への意欲を示したり自分の積極性をアピールできる質問をしましょう」
と書かれていますが個人的には自分が素直に疑問に思うことや入社前に聞いておきたいことを質問すれば良いと思います。
僕も入社への意欲を示す質問なんてしたことがありませんが、それでも面接で不採用だったことはありません。
質問例
- 出勤の際は私服でも良いのでしょうか?
- 学校の試験などの際はシフトを調整して頂くことはできますか?
- 初出勤の日までに何かやっておくことはありますか?
まとめ
最後に本記事の内容で特に大切なことを簡単にまとめておきます。
- 面接の答えを暗記するのではなく、頭の中にいくつも引き出しを作っておき必要な時に取り出すイメージで
- 面接官が興味を持つように自分の特技や経験を伝える
- 上記の2つを行うには自己分析が不可欠
普通のアルバイトの面接とは違うの?